「博物館に初もうで 謹賀辰年-年の初めの龍づくし―」の長谷川等伯「松林図」は一生に一度は見たほうが良いとTVで中野信子先生がおっしゃっていたので行ってました。
等伯が能登の七尾出身ということで、今回開期が延長。毎年、「博物館に初もうで」という企画があることすら知らなかった…。
松林図は圧巻!素人には「へー」「ほー!」という感嘆の言葉しかありません。
他にも、いろいろと干支にちなんで龍にまつわる展示がされていたんですが、その中でピーンとアンテナに引っかかったのが、本草綱目の1ページ。「本草綱目」とは、明の李時珍が記した、薬物学・和漢薬の百科全書的なもの。その中で龍について書かれた箇所が紹介されていました。
漢方薬に「龍」は使えませんが、リュウガンニク(龍眼肉・竜眼肉)というものがあります。
ライチより小さい果実で、ナツメに似たような使われ方をします。JPS鹿参仙(ろくじんせん)の中にも入ってます。